ちまたで販売されてるシャグポーチは大きい方のシャグパウチに合わせて作られているものがほとんど…
いわゆる長財布的な大きさ。これを持って歩くのはちょっと…
というわけで自分好みのコンパクトなものを作ることに。
革自体はハギレを販売しているところから安くで入手。ところどころムラはあるが分厚目のサドルレザー。傷が入ってたりすでに切り出された後のものなので妙な切り方で販売されている。できるだけ面積が大きいものをチョイス。
道具は最低限針とワックスが塗られた糸、菱目打ちとハンマー。全て最安を目指して入手。一応購入したが今回とくに必要なかったのがステッチャー。
楽な感じなんだろうけど基本の縫い方を経験すべく、針と糸で行う。
とりあえず仮完成、こんな感じ。ステッチの目がガタガタで工作感満載…。
以前気に入ってたミニシャグポーチからサイズを割り出し切り出した。だいたい…
底は縫い合わせでなく折り曲げ、これで漏れも防ぐことに。折りまげるところはたっぷり水を染み込ませて曲げ、プレスしたまま乾燥。
いよいよ革細工の特徴である菱目打ち。一応それらしくすテッチンググルーパーで溝を。激安工具なのか革が柔らかいからか溝のキレが悪い…
そのラインに沿ってひたすら菱目を打つ。カーブは2本穴の菱目打ちで。黙々と縫う…
外周全て縫い終わるとそれっぽく、おおーっ…と一人でほくそえむ。
やはり熟練の革細工職人はすごいな…足元も及ばんわ。その後コバの処理など細々した作業をする予定。
最終はまたお披露目。
